こんにちは、ハニー歯科の西澤しげとです。
お子様の虫歯予防について、今日から4回にわけてお話していきたいと思います。お子様が虫歯にならないようにしたいけれど、ちゃんと歯みがきしてくれない、仕上げ磨きさせてくれない、と苦労されている親御さんもいらっしゃると思います。子供のためを思って無理やり磨いたら、よけい磨かせてくれなくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで少し視点を変えて、歯みがき以外にも虫歯の予防方法はあるよというお話です。
虫歯予防=歯みがき ではありません。
1回目の今日は間食の仕方についてお話したいと思います。虫歯は、お口の中の虫歯菌が、お口の中の食べかすを食べ、酸を排泄する事により起きます。お口の中が酸性な時間が長いほど、虫歯になるリスクが高くなります。食事してから時間が経つと唾液がお口の中を中性にもどしてくれます。そこで大事になってくるのが間食の回数です。間食の回数が多いと、せっかく唾液が中性にもどしてくれたのに、また酸性になってしまい結果お口の中が酸性な時間が増えてしまいます。
おすすめの間食の仕方は昼食と夕食の間に1回、3歳ぐらいまでは、朝食と昼食の間にもう1回というのが良いと思います。もちろん外出時、不機嫌になってしまったお子様に緊急的にお菓子をあげることなどもあるかと思いますが、時々であれば問題ありません。普段からたくさんお菓子を食べているという子は、少しずつ間食の回数を減らしたり、間食の時間を決めて規則的な生活習慣に改善していければ、虫歯になりにくくなります。