こんにちは、ハニー歯科院長の西澤しげとです。
今日は、お子様の虫歯予防の4回目です。いままで、間食の仕方、フッ素、シーラントについてお話ししてきました。今日は歯磨きについてお話ししたいと思います。
お子様の歯みがきデビューは6カ月ごろ、下の前歯が生えたらです。もちろん初めは自分で磨けませんから、大人が磨きます。そこで一番のポイントは磨く大人が笑顔であることです。みなさん毎日どのような顔で仕上げ磨きをしているでしょうか?一生懸命磨こうとするあまり恐い顔になっている方はいませんか?お子様が全然協力してくれないから鬼のような形相になってしまっている方はいませんか?お子様は常に親の顔を見て行動しています。恐い顔で仕上げ磨きをしていると、子供はだんだん歯みがきが苦痛なものになってしまいます。嫌がる子供の歯をきれいに磨くことはとても難しいです。
2歳くらいまでは、毎日ちゃんと磨けているかよりも、お子様が歯みがきを好きになってくれるほうが大事です。歯みがきが好きになったら、お口をちゃんと開けてくれるので、とてもよく磨けます。そこまでの時間稼ぎに効果的なのが、1回目と2回目でお話しした間食の仕方とフッ素です。
その日のお子様の機嫌によっても歯磨きの難しさは違います。機嫌の悪い日は軽めのブラッシングでいいのです。機嫌が最悪な日はフッ素塗るだけでいいのです。もちろん毎日きれいに磨けるのが一番ですが、普段お子様がご機嫌な時にしっかり磨けているならば、虫歯になるリスクはそこまで高くありません。
実際の歯ブラシの動かし方については、またUPしたいと思います。いつも笑顔でいるというのは、簡単なようで難しいことかもしれませんね。
ハニー歯科