ハニー歯科ブログ

2018.02.12更新

こんにちは、ハニー歯科の西澤しげとです。

前回からお子様の虫歯予防のお話をしております。お子様の歯を毎日完璧に磨き上げるのは難しいので、多少磨き残しがあってもなるべく虫歯にならない環境を整えるようにしましょう、というお話です。二回目の今日はフッ素についてのお話です。

歯の表面はハイドロキシアパタイトという成分で覆われています。ハイドロキシアパタイト自体かなり硬くて丈夫な構造ですが、フッ素と反応しフルオロアパタイトになることにより科学的に安定し、酸に強くなります。虫歯は菌が作り出す酸によって起こりますので、酸に強いことはとても大事なことです。

生えてきたばかり歯はとても虫歯になりやすいです。その一番の原因が歯にフッ素がとりこまれていない為です。食物の中にもフッ素は含まれているため、何もしなくても、だんだんと歯は酸に強くなっていきます。けれど、積極的にフッ素を使い、なるべく早く酸に強い歯にしてあげた方がいいと思います。

具体的なフッ素の使用方法は、歯磨き粉の使用と歯科医院でのフッ素塗布の両方を行うのが一番良いでしょう。

3歳以上のお子様向けには、たくさんのフッ素配合の歯磨き粉が発売されています。薬局に置いてある物、歯科医院に置いてある物の中から合ったものを選んでいただければ良いと思います。

3歳未満のお子様はうがいで吐き出せなくても大丈夫なように、3歳以上のお子様が使う物(950ppmF)の半分のフッ素濃度、500ppmFの歯磨き粉の使用が推奨されています。しかしながら、吐き出しの上手くできない3歳未満のお子様でも安全に使える商品は、あまりありません。

ハニー歯科では ライオンから発売されているCheck-Up gel (バナナ味)をおすすめしております。とても使いやすい、良い歯磨き粉です。ハニー歯科のまどぐちで販売もしていますし、ネットでも手にいれられます。

歯科医院でのフッ素塗布はお口の状態に合わせて、年に2から4回行うと良いです。歯科医院によってフッ素塗布の料金は変わりますのでご注意ください。

 

投稿者: ハニー歯科

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